サウナ用語集:サウナライフの鍵言葉を50音順に解説

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最近、サウナはますますの人気を集めており、特に若い世代の間でサウナブームが巻き起こっています。 以前は年配の方々の領域でしたが、今では若い人たちもサウナを楽しむことが一般的です。さらに、SNSでもサウナ愛好家の方々からのサウナ体験の投稿、またお気に入りのサウナアイテムを共有する投稿が増えています。私自身もサウナ歴は長いですが、最近のSNSでは、サウナ用語に悩まされることがあります。

サウナ用語の言葉や概念を理解することで、さらに深いサウナライフを楽しむことができます。
この記事では、50音順に初心者から上級者までのサウナ用語を詳しく解説します。

サウナ用語は初めての人にとっては少し戸惑うこともあるでしょう。
用語や表現について「何を意味するの?」「どうやって使うの?」と疑問を抱いたこともあるでしょう。ご理解いただければ、あなたもサウナ愛好家の仲間入りです。
新しいサウナの世界に足を踏み入れるための準備を整えましょう。

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サウナ用語集:50音順

あ行

アイスサウナ/冷凍サウナ/クールサウナ

マイナス温度ほどまでに冷やした冷たいサウナ。水風呂がない施設や水風呂が苦手な方が高温浴の間にクールダウンなどに使われています。

アウフグース

アウフグースとはドイツ語であり、熱したサウナストーンへ水やアロマウォーターをかけることで蒸気を一気に発生させて(ロウリュ)、サ室内の蒸気が広がった状態でタオルや団扇などであおいで、熱風を浴びせてくれるのがアウフグースです。
日本ではアウフグースの熱風のことを熱波と呼び、アウフグースのパフォーマンスを行う施設も最近では多く、アウフグースのパフォーマンスを行う人を熱波師と呼びます。また、日本の施設では、アウフグースを含めてロウリュと呼ぶケースが多いです。

アカスリ

特殊なグローブを使って肌をこすり、身体に付いた垢を落とす美容法です。
石鹸では落とせない古い角質を取り除き、肌をキレイにします。サウナ施設や温泉施設などで良く見かけるサービスです。
新陳代謝が活発になり、血行促進や美肌効果があると言われています。

サウナ慣れの方へ必見:アカスリをしてからのサウナで天国に行けるとの噂があります。
ととのい度の爆増効果

サ室の熱さ、水風呂の冷たさをより感じられるようになります。

ターンオーバーが促進され、すべすべ・もちもち・つるつる肌効果

古い角質を取り除き、余分な皮脂が落ちることで発汗効果が高まります。

そして天国へ・・・

朝ウナ(アサウナ)

早朝に入るサウナのことです。
眠気が解消されて身体が活動モードへ!朝のむくみ解消におすすめで効果的!気持ちの良い身体で一日を開始することができるでしょう。

アヴァント

サウナで体を温めた後に凍った湖に適度なサイズの穴を開けて入る天然の水風呂の事です。
フィンランド語で「凍結した湖に開けた穴」をアヴァントと言います。

アヴァント体験について
  • 日本国内では十勝の新得町にある湖「屈足湖」でアヴァントを体験することができます!
    ※実施期間毎年 1月中旬~3月中旬(要事前予約)です。
  • 東京都内では、東京都豊島区の池袋にある関東最大級のサウナ施設「かるまる」でアヴァントを彷彿とさせる透明なアクリル素材でできた特製の浴槽「アクリルアヴァント」体験ができます。

汗流しカットマン

サウナから汗をかいて出た後に、かけ湯やかけ水などで汗を流す行程を“カット”して水風呂に飛び込む不届き者の輩のこと汗流しカットマンと呼びます。
水風呂以外でも、温泉や銭湯などもマナーとして、浴槽に入る前には必ずかけ湯・かけ水は行いましょう!

アフターサウナ

サウナ後の行動(過ごし方)のことです。

アフターサウナの王道な楽しみ方
  • 休憩室のリクライニングチェアやソファーでの休憩は本当に至福の時間ですね!
  • サウナ後の食事「サウナ飯/サ飯」は、本当に美味しいですね!
  • サウナ後の飲酒は最高ですが、普段以上に酔いが回りやすく飲み過ぎに注意が必要です!

あまみ

「あまみ」はサウナに通い出すと「ととのう」と同じくらい耳にするサウナ用語です。
サウナ・水風呂を繰り返すと、皮膚の表面に現れる赤い斑点が浮き上がる現象のことをサウナ用語で「あまみ」と呼びます。

腕や足などにとくに現れやすく皮膚の温度変化によって血流が良くなり、体内の毛細血管が拡張したものといわれています。数時間から数日で消えるので問題ありません。ただし、見た目以外にも赤い斑点がずっと熱を持っていたり、ヒリヒリとしたりする場合には、火傷やかぶれの可能性もあるため、違和感がある際はすぐに医療機関を受診しましよう。

アロマウォーター

サ室内ではロウリュアウフグースを行う際に使用する、植物などの有効成分を抽出したオイル・精油(エッセンシャルオイル)を希釈した水です。
アロマウォーターを熱したサウナストーンにかけることで、蒸気とともに豊かな香りが広がります。

アロマウォーターをロウリュアウフグースで使用することで期待できる効果
  • 強い発汗作用の促進効果。
  • リラクゼーション効果。
  • 芳香浴により空気中の菌やウイルスの増殖を抑えられることで感染症の予防効果。
  • 幸福感や気分の高揚、集中力や記憶力を高める効果。
  • 抗菌・除菌効果があり、ドライサウナの汗の嫌なニオイなどの消臭効果 。

U15

水温15℃以下の水風呂のことで、Under(アンダー)15℃の略です。
サウナ施設の水風呂の水温は16〜20℃程度なので、 比較的低い水温の水風呂になります。

水風呂に関してU15以外にも、水風呂の水温が一桁(~9℃以下)のこと「シングル」または「グルシン」というサウナ用語があります。

イオンウォーター

東京都サウナ・スパ協会サウナ公式飲料です。
大塚製薬が発売する「ポカリスエット イオンウォーター」は、サウナといえばイオンウォーターと紹介されていて、サウナで汗をかく、すべての大人の「ととのう」をサポートしてくれます。

イオンウォーターの製品特徴
  • 体液に近い成分で、水分とイオン(電解質)をスムーズに補給でき、サウナ時の水分補給に適しています。
  • ポカリスエットよりも甘さひかえめで、スッキリとした後味です。
  • 常温でもおいしく飲めて低カロリーです。
  • いつでも必要な量をパーソナルに飲める5タイプ(250ml、300ml、500ml、900ml、パウダースティック)。

iki

温浴事業のトップブランド、METOS社製のサウナストーブのことです。
サウナストーンを山積みにし、高さがありインパクトのあるストーブで、水をかけると上から下までの全てのサウナストーンから蒸気が発生するというロウリュのためだけに作られたと言っても過言ではないサウナストーブです。

迫力の熱波、最高のロウリュアウフグースが実現できることから、ikiストーブがある施設はサウナー/サウニストから喜ばれ人気のあるサウナストーブです。

イズネス

温浴事業のトップブランド、METOS社製のサウナストーブで、遠赤外線のガスストーブとフィンランド生まれのストーンサウナの融合が実現したハイブリッドなサウナストーブのことです。
岩場を思わせる迫力のビジュアルが特徴です。

インフィニティチェア

多くのサウナ施設で導入され始めている最強の休憩用「ととのいイス」です。
アウトドアブランドの「Coleman(コールマン)」のアウトドアチェアで無重力のような感覚を楽しむことができ、無重力チェア人を駄目にする椅子雲の上の座り心地と魅力的な別名があります。

体が浮いているような、雲の上に寝ころんでいるような不思議な寝心地、座り心地”が特徴です。

産湯(うぶゆ)

産湯は初めてサウナの魅力に目覚めた、「ととのう」を初体験した入浴施設のことです。

タケ丸

私の産湯はたからゆです!!

活用する機会があれば是非!

ウィスキング

ウィスキングとは、ヴィヒタと呼ばれる白樺(シラカバ)の葉をブーケ状に束ねたもので、全身を叩いたり、押し当てたり、なでたりする、専門の施術師が行うマッサージやリラクゼーションの施術です。

日本サウナ・スパ協会では「施術者により、サ室でウィスクなどの植物や天然由来の力・モノだけを使用し、心身をととのえること」とされています。
2023年春より、ウィスキング文化と施術をさらに掘り下げ、広め、伝えるために、新たな認定資格が設けられました。筆記試験と実技試験を経て資格が取得でき、ウィスキング技術を磨くことで「ウィスキングマイスター」として、サウナ施設でスタッフとして施術をする人や、独立してフリーランスとして施術している人を育成しています。

ヴィヒタ

ヴィヒタとは、白樺(シラカバ)の葉をブーケ状に束ねたもので、直接肌を叩くことによって発汗や血行を促す「ウィスキング」が一般的な楽しみ方です。他にも香り豊かなヴィヒタは、水風呂に浮かべたり、枕にしたり、空気を掻き回したり、インテリアにしたりと様々な楽しみ方ができる、今注目のおすすめサウナアイテムの一つです。

代表的なものとしてシラカバ、オーク、ユーカリなどが使われ、フィンランドでは「ヴィヒタ」、英語では「ウィスク」と呼ばれています。

ヴィヒタの効果、効能
疲労回復効果

ヴィヒタで全身を軽く叩くことで、血行が促進され新陳代謝が活発化し、老廃物が排出されることで、疲労回復効果が期待できます。

殺菌効果、保湿・毛穴の引き締め効果

ヴィヒタには天然の界面活性剤と呼ばれる「サポニン」が含まれます。ヴィヒタで全身を軽く叩くことで、皮膚の表面に溜まった老廃物を剥がしやすくなり、肌を清潔に保つことができます。またヴィヒタには肌への収れん作用があり、肌のキメを整えツルツル肌効果も期待できます。

リラックス効果

香りが良く、心が落ち着き森の中にいるような安らかな気持ちになれます。

ウォーリュ

壁(ウォール)にアロマウォーターや水かけロウリュする事です。

黄土サウナ

黄土サウナとは、黄土(土)を壁面に塗ったサ室のことです。
黄土から放射される遠赤外線効果が注目されていて、サ室の室温が低温でも身体の芯からしっかりと温まることができます。またデトックス効果・疲労回復など効果が期待でき、美肌効果、老化防止、解毒作用があるといわれています。

おかわり(おかわり熱波・おかわりロウリュ)

「おかわり」とは、ロウリュアウフグースをさらにリクエストして追加してもらう行為です。
言葉を発さずに頭の上に手を組む、またはバンザイポーズをして「おかわりのポーズ」をとることで察しのいい熱波師は、追加で熱波を送ってくれます。

一人一人に熱波を送り全員が熱波を浴び終えアウフグースが一周した際には「おかわりの方はいらっしゃいませんか?」と聞いてくれることが多いです。

おしっこロウリュ/尿リュ

「おしっこロウリュ」、通称「尿リュ」という行為は、絶対に、絶対に、絶対に禁止行為です。

2022年10月18日、おしっこでロウリュをするという事件が発生しました。
岐阜県岐阜市のサウナ施設「新岐阜サウナ」がツイッターにて放尿被害をツイートし、世の中のサウナー/サウニストが震撼した事件からロウリュにおしっこする行為を「おしっこロウリュ」別称で「尿リュ」という言葉が浸透されていましました。

オロポ

「オロポ」とはサウナ後に飲む定番ドリンクで大塚製薬の 「オロナミンC」と「ポカリスエット」を合わせたドリンクです。施設によっては黄金比1:1で提供される場合と、自分好みの割合で作れる施設があります。
味はビタミン炭酸飲料の『MATCH(マッチ)』に近いと言われています。

他には『ブルポ(レッドブル×ポカリスエット)』、『キレポ(キレートレモン×ポカリスエット)』など、メーカーの垣根を越えたドリンクもSNSで話題になっていました。

温冷交代浴

温かいお風呂(湯船)やサウナと冷たいシャワーや水風呂を交互に入浴する入浴方法です。

温冷交代浴は、アスリートも取り入れているとして話題となり、自律神経を整える効果が期待でき、疲労回復効果、冷え改善効果、冷え改善効果、ダイエット効果、安眠効果、美肌効果にも期待できると注目されています。サウナー/サウニストの間では、一般的に1回の温冷交代浴【サウナ→水風呂→休憩】をワンセットと呼びます。
※休憩を飛ばして【サウナ→水風呂】でワンセットと数えている方もいます。

か行

外気浴

サウナ→水風呂の後に、大切な休憩を屋外(露天スペースなど)で取ることです。

外気浴もサウナの楽しみの一つです。
水風呂から上がったら、身体を拭いてリラックスできる姿勢で水分補給をしながら休憩するのがおすすめです。

雨が土砂降りの中での外気浴も、これまたおすすめで気持ち良いですよ!

外気浴のポイント
  • 水風呂後の身体を拭きすぎず、少し肌が湿っていた方が風が心地よく感じます。外気浴の環境や季節の時期によって、身体の水分をふき取る量を調整しましょう。
  • 冬場の外気浴は注意必要です。体温が急激に奪われ、体調不良、風邪をひく原因にもなるため、長時間の外気浴は避け、ほどほどにしましょう。

休汗日/ノーサウナ

お酒を飲まず肝臓を休ませる日を休肝日ならぬサウナに入らず汗をかかない日を休汗日です。

例えばですが、

タケ丸

今日サウナ行きましょうよ?

友人A

ごめん、今日は休汗日です。

友人B

ごめん、今日はノーサウナだわ!

のように活用できます。
活用する機会があれば是非!

キューゲル

アロマ水をボール状に冷凍して固めた氷の事です。
見た目も雪玉のように可愛く、キューゲルを取り入れる施設も年々増えてきており、おすすめサウナアイテムの一つです。

サウナストーンに置いて、キューゲルが溶け出す事で、ロウリュと同じ様にサ室をアロマの香りの蒸気で楽しむことができます。

清める(きよめる)

サウナに入る前に全身を綺麗に洗うことです。

まずは身を清めてからサウナへ!
「清める」ことはサウナのルールの一つであり、サウナー/サウニストとして「清める」というのはマナーです。

グルシン(シングル)

水風呂の水温が一桁(~9℃以下)のことを、「シングル」と呼び、「シングル」から由来した別称の同義語がグルシンです。

ケロサウナ

大変高級で「木の宝石」や「幻の木材」と呼ばれているケロという最高級の木材を使用したサ室のことです。

ケロサウナは保温性と断熱性が高くサ室の温度が安定するとされ、また柔らかく甘い香りが非常に心地よく、サウナー/サウニストから人気があるサウナです。

さ行

サウナイキタイ

日本最大のサウナ検索サイトです。
「サウナイキタイ」略して「サウイキ」と呼ばれています。
サウナ施設の詳細(サ室の温度、水風呂の温度、設備やアニメティ、口コミなど)情報が掲載されているサウナー/サウニスト御用達の有名サイトです。

会員登録をすることで、訪問したことのあるサウナ施設の登録ができ、自身のサウナ施設の訪問履歴を把握することなどもできます。

サウナ遠征/サ旅

目的のサウナ施設を巡る旅行(旅)のことで、サウナ遠征、またはサ旅と呼ばれいます。
全国各地に魅力的な特徴をもったサウナ施設があるため、新幹線や飛行機を利用してまでも目的のサウナ施設を目指すサウナー/サウニストも珍しくないです。

サウナ婚

サウナが共通の趣味である人同士が、サウナをきっかけに結婚することです。

2023年12月にお笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さんが16歳年下のタレントの清水みさとさんとの結婚を発表されました。なれそめについて、「初めて出会ったのは、2人の共通の趣味のサウナでした。」と語り「サウナ婚」のワードが世の中に広まりました。

サウナシュラン

今行くべき全国のサウナ施設として年に一回発表・表彰されるサウナランキングです。
「サウナ」と「ミシュラン」からできた造語で、2018年から毎年11月11日(ととのえの日)にサウナランキンが発表されます。

サウナ施設の中から、水風呂・外気浴スペース・ホスピタリティ・男女の有無・料金設定・清潔性・エンタテイメント性・革新性などの観点で評価されているようです。

サウナシート/サウナマット


サ室のベンチに敷くシート(マット)で、サ室の衛生を保つため、また熱から体を守るためのシート(マット)のことです。
サウナシート/サウナマットを敷くことはマナーの一つともされています。

日本のサウナ施設ではあらかじめ、サウナベンチにタオルが敷かれていますが、他の人の汗などを吸収しているので、敷いてあるタオルの上からサウナシート/サウナマットを活用することで衛生面にも優れています。また、直接的に肌に熱が伝わるのを防ぎ、低温やけどを予防できます。
最近は色やデザインの種類も豊富で、マイサウナシート/マイサウナマットを持参してサウナを利用するサウナー/サウニストをよくサ室で見かけられます。

サウナシート/サウナマットの主な素材と特徴
発泡ポリエチレン

水でサッと流すだけとお手入れがとても簡単で、折りたたみ式が多く(コンパクト)、持ち運びしやすいところもポイントが高くおすすめです。

タオル生地

洗濯機で丸洗いできるためとても衛生的だが、使用後は濡れたまま持ち帰るための袋が必要です。
タオル生地のサウナハットとサウナシート/サウナマットの素材を揃えているサウナー/サウニストも多いです。

化学繊維

軽くて持ち運びやすい上に、洗濯機での丸洗いが可能です。
速乾性や撥水性があり乾きやすく、そして軽いため発泡ポリエチレンとタオルのメリットをわわせもった素材です。

サウナストーブ

サ室を温めるサウナの心臓部といえるストーブの事です。
サウナストーブは様々な種類があり、大きく分類すると「薪ストーブ」「ガスストーブ「電気ストーブ」の3種類があります。

サウナストーン

サウナストーブの上にサウナストーンを積み、ロウリュを行うために使用する専用の石です。
火成岩(香花石)やケルケスといった専用のサウナストーンを使用するのが一般的です。
サウナストーブの上で熱したサウナストーンにアロマウォーターや水をかけることによってロウリュが可能になります。

火成岩(香花石)について

長い年月をかけマグマが冷やされたことによってできる石です。
硬く耐熱性があり、高温のサウナストーブで熱しても変形せず、サウナストーンとして安全に使用することができます。サウナストーンとして熱し続けることで、少しずつではありますが石のサイズが小さくなっていきます。

ケルケスの特徴

耐久性が高く砕けにくいセラミック製の人工石です。
天然の石よりも耐久性があり、熱にも強く高温まで熱したり、急冷したりしても砕けにくく、壊れにくいことで長く愛用できることから、人気がある石です。

くれぐれも川原などに落ちている石をサウナストーンの代わりせず、サウナストーンに関しては専用のものをご使用ください。
火成岩(香花石)やケルケスといった専用のサウナストーン以外を使うと爆ぜる危険性があります。

サウナゾンビ

サウナ→水風呂→外気浴を永遠に繰り返してしまう人。
サウナに入りすぎて意識が朦朧となり、整いの境地を目指してフラフラと浴室内をさまよい歩くさまのことです。サウナにハマりかけのころの初診時に陥りやすい状態です。

サウナハット

・サウナ浴中に頭部を熱から頭部(頭皮、髪の毛、耳の保護)を守るサ室内で着用する専用の帽子です。

サウナハットのメリット
  • のぼせ防止。
  • 髪の毛の乾燥防止。
  • 様々なデザインがあり、サウナでおしゃれができます。
  • これまで熱さによる痛みで我慢していた方もサウナへさらに集中することができます。
サウナハットの主な素材
  • ウールフェルト素材。
  • リネン素材。
  • タオル地。
  • 化学繊維。

サウナ飯/サ飯

サウナ後に食べるご飯のことで、サウナ施設内の食事処、もしくはサウナ施設の近場の飲食店で提供される食事のことを「サウナ飯、またはサ飯」と呼びます。サウナ飯/サ飯はアフターサウナの楽しみのひとつです。

サウナ施設内の食事処やサウナ施設外の近場の飲食店では、おすすめサウナ飯/サ飯がランキングされているメニュー表があったり、お店のオリジナルメニューでサウナ飯/サ飯を提供してくれているお店もあります。

サウナでの疲れや発汗により、水分や塩分、さらに糖分も失っていることから、味覚が敏感になっていることで、普段よりもおいしく感じられるとも言われています。
アフターサウナで食べるサウナ飯/サ飯の味は格別です!

サウナー/サウニスト

・サウナを心から愛し、「サウナ好きなことを表明している」「定期的にサウナへ通う方」サウナ浴を日常的に楽しんでいる愛好家の方々のこと。
「サウナー」を別称で「サウニスト」とも呼ばれています。 

サ活

サウナを楽しむ活動のことです。

サ室

サウナ室の略。
サウナ室内の設備や温度、サウナ室内の広さや許容人数など説明、共有する際に活用されることが多いです。

タケ丸

◯◯のサ室はテレビがあって良いですよ、おすすめです!

活用する機会があれば是非!

サ道

日本サウナ・スパ協会公認のサウナ大使のタナカカツキ氏が手がけるサウナの漫画です。
全国のサウナ愛好家にとっての「サウナの伝道漫画」であり、サウナ愛好家からは「バイブル」とも言われています。

2019年7月からテレビ東京で連ドラ放送して、2021年には「サ道2021」として、2度目の連ドラ化をしているほどサウナ好きを魅了したドラマとなっています。

サフレ

サフレとは、一緒にサ活(サウナ活動)を楽しむ友達で、サウナフレンドの略です。

ホームサウナを決めて頻繁に通っていると、お互いの顔を覚え、覚えられ、挨拶から始まりサウナの情報交換などをしているうちに、気がつけばアフターサウナで一緒にサウナ飯/サ飯を食べたり、食べに行ったりするサフレができるなんてこともあります。

サ爆(サバク)

サウナ後に爆睡することです。
サ活した日はお布団が気持ちよく、いつも以上に深い眠りにつけますもんね!?

塩サウナ

湿度の高いサ室またはミストサウナに塩が置かれているサ室です。
サウナ前に湯船で身体を温めてから、塩を全身に塗り込んで、ゆっくり溶けるのを待つサウナ浴です。

塩をのせてマッサージをしながら塩を塗り込むと皮膚を傷めてしまうリスクがあり、また肌荒れなどニキビや炎症がある場合は痛みを伴い、悪化するリスクがるので、塩サウナは避けましょう。

塩サウナの効果

塩サウナはつるすべ肌へ:美容に効果的です。
身体に塗り込んだ塩が汗と混じって液体化することで、タンパク質を溶かす力が働くため、毛穴に詰まった皮脂や汚れ、また皮下脂肪などを溶かして身体から排出してくれる効果が期待できます。

しきじ

サウナの聖地」と全国のサウナ愛好家から絶大な支持を得ている施設が【サウナしきじ】です。
芸能人の来店も多く入り口には、有名な方のサインの色紙がズラリと飾ってあります。

下茹で(したゆで)/湯通し

サウナ浴の前に、暖かい湯船に浸かり身体を温めてからサウナに入る事を「下茹で、または湯通し」と呼びます。
サウナ浴の前に身体を温めることで、汗腺が開き、最初のサウナから発汗をより促すことができるとも言われています。冷え性で手足が冷えている方はまず、下茹からがおすすめです。

逆にサウナ浴の前に水風呂で身体を冷やして皮膚を引き締めてからサウナに入ることを「水通し」と呼びます。

湿式サウナ(しっしきサウナ)

湿式サウナは40〜60℃とさほど高くない温度で、水蒸気などによって部屋を熱くして湿度がとても高いサ室のことです。
じっくりと発汗できるのが特徴で、湿度が高いため熱が身体に伝わりやすいです。 

 気体である蒸気で温めるのが「スチームサウナ」、液体である「霧」で温めるのが「ミストサウナ」と、違いはありますが、どちらも湿式サウナと呼ばれています。

シングル(グルシン)

水風呂の水温が一桁(~9℃以下)のこと 。
「シングル」から由来した別称で「グルシン」とも呼ばれています。
一般的な温浴施設やサウナ施設では、「16℃~20℃」の施設が多く、1桁の水温は冷たいを超えて痛いです。

一人用の水風呂、または水風呂に一人で入る事を「シングル」と呼ぶわけではないので使い方にご注意ください。

聖地(サウナの聖地)

「サウナの聖地」として有名なサウナ施設が【サウナしきじ】です。

サウナしきじ】以外にも、いつからかサウナの聖地と認知されているサウナ施設が「西の聖地(熊本県:湯らっくす)」、「北の聖地(北海道:白銀荘)」等と呼称されています。

セッティング

サ室や水風呂の温度の良し悪しの表現する際に使用されます。

例えばですが、

タケ丸

◯◯の施設はサ室が高温で水風呂はキンキンでセッティングが最高でおすすめです。

のように使用します。
活用する機会があれば是非!

た行

チラー

水風呂を温度を一定に冷やすための冷却装置のことです。

チンピリ

薬湯の濃度が高い、炭酸泉で炭酸濃度が高いなどの場合に、男性の股間(皮膚の粘膜が薄い部分)がピリピリした刺激を感じる現象のことです。

テントサウナ

近年流行している、アウトドアで楽しむテント式サウナのことです。

断熱性が非常に高い布地で作られたテント内にサウナストーブを設置して、サウナ空間を作り出します。
天然の川や湖、海等のほとりにテント式サウナを張り、テント式サウナから出たら、そのまま天然の水風呂として川や湖、海へ!!と、大自然の中で楽しむことができるサウナです。

ととのい椅子

サウナ⇒水風呂の後に、休憩中の際に座る椅子のことです。
浴室や外気浴スペースなどに設置してあり、リラックスした体勢で休憩して気持ちよく「ととのう」ための椅子であり、寝転がって休憩できるリクライニングタイプや、ベンチタイプのととのい椅子、また流行りのととのい椅子などもあり、色々な種類のととのい椅子があります。

主なととのい椅子の種類や機能や特性
ガーデンチェア

材質はプラスチックの椅子でサウナ施設では定番のととのい椅子です。

サンランジャー

サンランジャーは座って足を伸ばせられ、角度が調節できフラットにして寝転がれることもできる、ととのい椅子です。

インフィニティチェア おすすめ

リクライニングで無重力のような感覚を楽しむことができ、最強の休憩用「ととのいイス」です。

ベンチタイプ

背もたれがないため、壁を背もたれの代わりに壁づけに設置されている施設が多いです。

ベッドタイプ

寝転がってととのいたい人におすすめで、常時寝転がれます。

ととのう

サウナ、水風呂、休憩を返す温冷交代浴により得られる気持ちの良い感覚、爽快感を「ととのう」といいます。

ランナーズハイのようなトランス状態、また心身が完璧に調和された状態と言われ、五感が冴える、疲労が取れる、雑念が消えるなど様々な効果があると言われています。

初めて「ととのう」と表現されたのが、プロサウナー濡れ頭巾ちゃんです。
タナカカツキ先生の漫画・ドラマ「サ道」にて多用されることで、サウナブームのキーとなった用語であり、「ユーキャン新語・流行語大賞」に「ととのう」がノミネートされました。

ドライサウナ

ドライサウナは、日本で最もメジャーなタイプで、いわゆる昔からある高温低湿のサウナのことです。
温度はおおよそ80から100度以上で湿度は10%程度と湿度は極めて低いく、サ室内へ入室する際に高温な空気で「モワッ」とする熱い感覚が特徴です。

室内は非常に高温で、乾燥しているため皮膚や目や髪などが乾燥しやすくなり、高温のため鼻呼吸がしにくいと感じる人もいるでしょう。濡れたタオルを持つ、またはサウナハットの着用などの対策をしましょう。

ドラクエ/ドラクエ行為/ドラクエスタイル/ドラクエ状態

複数人でサウナにやってきて、常にサウナも水風呂も休憩もどこに行くにもぞろぞろと連れ立って行動をする行為のことです。

有名なゲームの「ドラゴンクエスト」の略称を「ドラクエ」と呼び、どこに行くにも連れ立って行動する様子がドラクエのパーティに似ている事から「ドラクエ/ドラクエ行為/ドラクエスタイル/ドラクエ状態」と呼ばれています。若者、新規の方、また常連さんの方がパーティを組む傾向が多いです。

トントゥ

フィンランドでサ室に住みサウナを楽しむ人たちを見守ってくれているとされる小人の妖精です。
日本でいう座敷わらしですかね?!

トントゥのマッサージストーンはおすすめのサウナアイテムの一つとされています。
マッサージストーンをお湯で温めて、または冷蔵庫で冷やして、マッサージ(ツボ押し)すると気持ちよく使用できます。見た目も可愛いので、お部屋の置き物としても、またプレゼントにもおすすめです。

な行

内気浴

外気浴の対義語です。
サウナ→水風呂の後に、大切な休憩を屋内(浴室内)で取ることです。

内気浴の良いところは、外気浴と違い浴室内での休憩のため、外の天候条件(冬場の寒すぎる時期の外気浴は数分で寒さ感じてととのいにくいです)に左右されないことです。また浴室内に水風呂がある施設が大半であり、水風呂から出た後に短い距離で休憩をとることができることです。

ヌシ(主)

サウナ施設に住み着き、独自で勝手に作ったルールを我が物顔でサウナ施設内の一部を陣取ったり、横柄な態度を取取ることで、一見客や他の客様を含めて威圧し、仕切りを支配しようとしてくる[常連客]のことをヌシ(主)と呼ぶことが多いです。

マナーやルールにうるさい事が多いが、実は本当にサウナを愛しているヌシ(主)もいる反面、施設が決めたルール以外の独自のルールを強要して注意してくる迷惑なヌシ(主)もいます。

ネウナ/寝サウナ

「ネウナ」「寝サウナ」とは、その名の通り“寝て入る”サウナの事です。
サ室で横になる行為は、一般的なサウナ施設では、状況にもよりますが基本的にマナー違反です。

“寝て入る”“横になる”サウナ体験は、プライベートサウナや貸切サウナでしか体験できませんが、「ネウナ」「寝サウナ」ができる専用のサウナ施設もかなり珍しく店舗数も少ないですが存在しています。

「ネウナ」「寝サウナ」は頭が低い位置にあるため息苦しさを感じにくく、横になることで全身を均一に温めることができるので心からリラックスできるのが特徴です。
高温なサ室で本当に寝てしまうことは脱水症状になり、命の危険性もあるので気を付けましょう。

熱波

アウフグースロウリュの日本語の呼称です。
アウフグースロウリュを行った際に、サ室内の蒸気が広がった状態にてタオルや団扇などであおいでくれた時の高温の熱風のことです。

熱波師:別名「熱波の伝道師」

熱波を連発するには相当な体力を要することから、熱波を浴びせてくれる方へ敬意を込めて「熱波師」と呼びます。
サウナー/サウニストのサウナ愛好家の間では「◯◯さんの生み出す熱波は、おすすめ」「◯◯さんの熱波は、汗の出方が違う」などと様々な感想の声があります。推しの熱波師に会える施設を目指したり、中には「熱波甲子園」のチャンピオンの熱波を体験しに遠くから通う熱波師のファンも多いです。

熱波甲子園について

【日本サウナ熱波アウフグース協会】の日本一の熱波師を競う大会です。
協会加盟の温浴施設、企業、個人が参戦可能で、大会は1年で「熱波甲子園春」「熱波甲子園秋」と2回開催されています。そして年末には、この1年で誕生した熱波師のチャンピオンが日本一の熱波師を競う「チャンピオンカーニバル」が開催されます。

は行

羽衣(はごろも):別名「温度の羽衣」

「羽衣(はごろも)」とは、サ室で十分に身体を温めたあと、水風呂に浸かり動かずにじっとしているときに感じる現象です。身体の周りが膜で覆われたような感覚になり、この膜のことを羽衣と呼び、水の冷たさを感じにくくなります。
羽衣は「温度の羽衣(おんどのはごろも)」とも呼ばれています。

水風呂に入れない、苦手、または抵抗がある方も、羽衣ができていく感覚を味わえば、水風呂に対する思いが180度変わり、サウナに水風呂は必須となり水風呂が大好きになることでしょう。

羽衣の作るポイント

水風呂に入ったらとにかく5〜15秒はじっと動かない事です。
羽衣はとても繊細であり、自身が動いたり、一緒に浸かっている方の出入り等で、水が掻き混ざされることで簡単に脱げてしまいます。

羽衣ができない主な理由
  • 水風呂に浸かりじっとせずに身体を動かしている場合。
  • 水風呂への人の出入りが激しく水が掻き混ざされている場合。
  • バイブラ(泡風呂)の水風呂の場合。
  • シングル(グルシン)で水温が低すぎる場合(羽衣ができるまで痛みと冷たさで浸かっていられない)。

はばたき

ととのう」の先にある伝説の境地のことを「はばたき」と呼ばれています。

半外気浴

サウナ→水風呂の後に、大切な休憩を屋外(露天スペースなど)と屋内(浴室内)の中間にあたる場所で休憩する事です。
一部の窓が空いていて外の風が入ってくる休憩場所のことです。

半外気浴もサウナの楽しみの一つです。
天井が空いており、空が見えるような場合は外気浴とみなされるケースが多いです。

汗蒸幕(はんじゅんまく)

韓国伝統の温熱療法としてのサウナで、薬石や黄土などを使ったドーム型の部屋を高温に加熱した韓国式サウナです。

100℃以上の高温のドームに入るため、熱から肌を守るために麻布を被るスタイル、または羽織るスタイルがある韓国の伝統的なサウナ入浴法です。
黄土から出る遠赤外線効果もあって、発汗効果も素晴らしく、短時間で発汗でき、体の芯から温まることができるのが特徴です。

バイブラ(泡風呂)

水風呂に限らず、浴槽の床から細かい無数の気泡をブクブクと吹き出している装置が設置されたお風呂のことです。 
気泡が弾ける時の超音波や、気泡により身体へ刺激を与えるマッサージ効果で血行促進などにも効果的と言われています。

バイブラ付きの水風呂は、強制的に羽衣(はごろも)を剥がす効果があり、設定温度よりもキンキンとした冷たさ感じられ「羽衣はがしの水風呂」とも呼ばれています。

バケット

ロウリュを行う際に、水やアロマウォーターを入れているバケツの事です。
バケットから柄杓のようなもので水やアロマウォーターをすくってサウナストーンへかけてロウリュを行います。
柄杓のようなもののことを「ラドル」と呼びます。

不感温浴/不感風呂

体温に近い温度となる34℃~37℃のぬるめのお湯に浸かることを、不感温浴と言います。

体温に近い温度のため、エネルギー消費量が低く、体に負担がすくない、また熱くも冷たくもない温度ですので、長湯がしやすくなります。
心疾患のある方でも脈拍・血圧・呼吸に殆ど影響を与えないため、安心して入浴ができ、不眠症やうつ病の人にも効果的と言われています。

プロサウナー

・サウナの素晴らしさを広めるために普及活動を行うサウナーサウナー/サウニストのことを「プロサウナ―」と呼ばれています。プロサウナーとは、決して長時間サウナに入っていられサウナー/サウニストのことではございません。

ホームサウナ

サウナー/サウニストたちの間でよく使われる言葉で「本拠地」としている自分のお気に入りのサウナ施設のことです。SNSなどで多くのサウナー/サウニストがお気に入りのサウナをホームサウナと呼んで紹介されています。

ボナサウナ

サウナストーブ/サウナヒーターが、サ室の座面のベンチの下、または背面の壁の中に格納されているサウナの事です。

ボナサウナは、座面の下にヒーターが格納されているケースが多く、下から熱気が流れてくるので、下半身から温まります。一般的なサウナでは、頭から温まりやすいので、一味違った発汗を体験することができます。また、サ室のスペースが広くとれることで、視界的にもすっきりした空間でサ活が行えます。

ま行

マフィア

共有のサウナ施設で勝手にロウリュを行い、サ室の温度を上げることです。
セルフでロウリュが行えるサウナ施設でもあったとしても、サウナマナーのルールの一つとして、周りの方へ一声かけてから、ロウリュを行いましょう。

まどろみ、まどろむ

【サウナ→水風呂→休憩】の休憩中(ととのい中)に気持ちが良すぎて寝落ちしてしまうことです。
ととのいスペースに数が限られている場合には、ととのいスペースを占領してしまい迷惑行為になるため気をつけましょう。

MAD MAX

サウナの西の聖地と認知されている、熊本が誇る名店[サウナと天然温泉 湯けむり天国 湯らっくす]の水風呂に設置されているボタンのことです。

日本一深い水風呂(男性171センチ、女性153センチ)にある「MAD MAXボタン」を押すと毎分170リットルの水が頭上から流れ込みます。なんと「MAD MAXボタン」を押すために全国から来店される人も多いとのことです。

水通し(みずとおし)

サウナ浴の前に、水風呂に浸かり身体を冷やしてからサウナに入る事を「水通し」と呼びます。
水通しは皮膚を引き締め、体温を外に逃がさない保温効果があるとされ、適度に身体を冷やしてからサウナ浴する事で、じっくりサウナ浴に取り組めることができます。
身体が熱くなっている暑い夏場の時期や熱波師アウフグースタイムの前に水通しをしておくことで、サウナ浴もアウフグースもより堪能することができるのでオススメです。

逆に暖かい湯船に浸かり身体を温めてからサウナに入る事を「下茹で、または湯通し」と呼びます。

黙浴(もくよく)

喋らない入浴スタイルのことです。「黙る」と「入浴」で「黙浴」です。
コロナ禍より各入浴施設が営業するために施設のルールとして、黙浴の張り紙が掲示されるようになりました。
コロナが5類へ変更された現在でも、「黙浴」がサウナのスタンダードルールとなっています。

もやしナムル方式

プロサウナー濡頭巾ちゃん提唱の水風呂の入り方です。
冬場の寒すぎる時期では、寒さが勝って長く外気浴を行えないため、水風呂に浸かる時間を短くして、身体の表面だけを冷やして外気浴する休憩方法です。

や行

薬草サウナ

薬草を蒸してその蒸気をサ室に充満させて浴びることで、薬草の持つ効能を活かしたり、薬草の香りによるリラックス効果が期待できる湿度が40〜70度と高めなサウナです。

ら行

ラドル

ロウリュを行う際にサウナストーンへ水やアロマウォーターをかけるために、使用する持ち手の柄が長めに作られている柄杓のようなものです。

水やアロマウォーターを入れているバケツのことを「バケット」と呼びます。バケットからラドルで水やアロマウォーターをすくってサウナストーンへかけてロウリュを行います。
サウナ用の桶として販売されることもあり素材は銅や木など様々。

ロウリュ

発祥はフィンランドで、元来は蒸気そのものを指す言葉です。
サウナストーブの上にサウナストーンを積み、熱したサウナストーンアロマウォーターや水をかけ、蒸気を発生することをロウリュと呼び、サウナの発祥の地であるフィンランドの言葉です。

蒸気を発生することで、サ室内の温度と湿度を高め強い発汗作用の促進効果を促します。
日本の施設では、タオルや団扇などを使い、熱風を浴びせるアウフグースを含めてロウリュと呼ぶケースが多いです。

ロウリュの種類については一般的に「オートロウリュ」と「セルフロウリュ」「ロウリュサービス」の3種類のロウリュがあります。

オートロウリュ

自動装置による全自動タイプのロウリュであり、一定時間間隔で熱したサウナストーンに水やアロマウォータ掛けることでロウリュ(蒸気)を 定期的に発生させる仕組みです。

常にサ室は、温度や湿度を一定に保つことができ、オートロウリュが行われる周期は数分〜数時間とサウナ施設により設定が異なります。

セルフロウリュ

ひしゃく等を使い、熱したサウナストーンに水やアロマウォーターを自分自身で掛けてロウリュ(蒸気)を発生させることです。そのため、自分好みの温度へと調節できるメリットがあります。

セルフロウリュはキャンプ場などの仮設の「テントサウナ」や貸切利用の「宿泊施設」や「プライベートサウナ」が大半で、日本ではセルフロウリュを行える施設は少ないのが現状です。

ロウリュサービス

サウナ施設のスタッフさんや熱波師として派遣された方が、熱したサウナストーンに水やアロマウォーター掛けてくれてロウリュ(蒸気)を発生させてくれることです。ロウリュサービスを行っている施設ではアウフグースも含めて行ってくれる施設が多いです。

わ行

ワンセット/1セット

サウナー/サウニストの間では、一般的に1回の温冷交代浴【サウナ→水風呂→休憩】をワンセットと呼びます。
休憩を飛ばして【サウナ→水風呂】でワンセットと数えている方もいます。

まとめ

サウナ用語は、サウナ体験を豊かにし、新たな友達とのつながりを築くのに役立つ重要な鍵です。この記事を参考にして、サウナの秘密の世界へ踏み込んでみてください。そして、サウナ愛好家としての新たな冒険を楽しんでください。サウナ用語を理解し、サウナライフを充実させることで、新たな扉が開かれ、より深いサウナの世界に足を踏み入れるでしょう。

サウナは一人で楽しむこともできますが、サウナコミュニティで新しい友達を作ることができるのも魅力の一つでもあります。共通の言葉や文化を共有することで、サウナ仲間との会話がより深化し、共感を生み出します。

サウナブームは、若い世代にとっても魅力的で、サウナの魔法を広めています。若者たちもストレスの発散やリラックスの場としてサウナを愛し、SNSを通じてその魅力を発信しています。サウナ用語の理解は、若い世代とのコミュニケーションの一助となり、新たな友達と共にサウナ体験を共有できるようになります。

この記事を通じて、サウナ用語の奥深さと魅力を探求し、新しいサウナライフを楽しんでください。そして、サウナ愛好家として、サウナコミュニティの一員として、新たな冒険への扉を開けてみてはいかがでしょうか。

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